茎に茶色い斑点がありますが、病気でしょうか
ぼたん全体に見られる特徴で、病気ではないので心配いりません。
品種によって目につきやすいものがあり、「ハイヌーン」「花競」などには顕著に見られます。
寒牡丹と春牡丹とは苗が違いますか?
同じ株から、10月〜翌2月に冬の花が、4月上旬春の花が開 花するのが「寒牡丹」で、「二季咲き系ぼたん」のことをそう呼びます。購入時、「寒牡丹」となっていないものは全て春咲きぼたんです。間違い易いのが正月に花を咲かせる「正月咲きぼたん」で、これは春咲きの品種を温度調節して開花させるものです。
接ぎ台から芍薬がでましたが、どうしたらいいですか?
ぼたんは芍薬にぼたんの芽を接ぐという方法で増やします。ぼたんと芍薬では芍薬のほうが生命力が強く、台木の芍薬が出てくることがあります。
見分け方としては、ぼたんの株元から数センチ離れたところから出ているのは芍薬。赤い茎で直立して伸びるので見分けがつきます。折り取ってもまた出るので、思い切って芍薬台から芽ごと切り離して下さい。
ひこばえはどうしたら?
植木鉢の場合は今の株を育てるため株元から新しく出た新芽は掻き取りますが、地植えの場合、ある程度残して育てると2〜3年後開花を始めます。
家の牡丹が何年も咲きません。
(1) 肥料が足りない→年3?4回は与えます (2) 土質の問題→ 場合によっては、秋、元肥をしっかり植え替えます。
蕾がついてから咲かずに腐ったり、葉がダラッと下がったりします。
4月上旬頃から「灰色かび病」「ポトリチス病」などのかびの病気が発生しやすくなります。
予防として、鉢なら風と日の良く当たる所に置き、葉の展開したころより市販の殺菌剤で葉面両面を数回消毒してやります。すでに病気にかかっている場合は風通しの良い日陰で休ませ、殺菌剤を散布します。
島錦にシマがでません。なぜ?
交配種ではなく突然変異種のためシマが安定しません。 赤で咲いても翌年シマの出る事もあります。苗木自体は島錦を親木とする接木苗です。
木がのびすぎて困っています。低くするには?
自分で咲かせたい位置の芽のところで枝を切りこみます。一年花を我慢するつもりで行ってください。時期は9月〜12月。
鉢植えの土は?
赤玉土でできます。ふよう土を混ぜても良いです。 配合は7:3。鉢底は軽石、ごろ土などで排水をよくする工夫をします。
肥料のやり方。
鉢植えは一度に大量にやれないので、こきざみに数回に分けてやると良いです。 地植えは元肥が大事、しっかり推肥、腐葉土などで土づくりをします。 花後、秋、寒肥などを充分に与えます(油カス等、骨粉
1=1)
消毒はいつするの?
五月中旬、九月中旬それぞれ月一回程度 消毒はベンレート、芽せんちゅう害虫等にはデ?プテレックス
西日は大丈夫ですか 日当たりのほうがいいですか?
日当たりと風通しの良い場所に植え付けます。西日も特に問題ありません。
日当たりが悪いと病気になり易く、花も咲かなくなってくるので注意して下さい。
真夏の鉢の置き場所は?
半日陰で大丈夫!!
秋以降、葉は切り取っていいですか?
10月中旬までつけておいたほうがいいといわれていますが、植え替えの場合や病気の場合は早めに切り落としても問題はありません。
活動している春から夏の間は葉が必要ですので出来るだけ残しておきます。
開花後、植え替えていいですか?
ぼたんは活動期と休眠期にはっきり分かれます。3月から8月までの活動期には地下の根が盛んに活動しているため、植え替えすることは出来ません。
鉢替え、移植は9月以降に行います。